【コラム】:自分なりにクラウドのアーキテクトを考える
久しぶりに更新します。
昨今この地域でも”クラウドファースト”の波が広がってきています
が・・・・水を差すように、今年になって、AWSもAzureも大規模障害が発生。。。
ニュース - Azure東日本リージョンの障害、原因は空冷システム向け電源故障:ITpro
確かに、上記はAzureのリージョンでの故障が原因なのですが、
プライベートでも、パブリックでも他の業者に委託していれば
(物理的なものであれば)故障するわけで・・・
日本のクラウドの認識について少し考えて見ようと思います。
パブリッククラウド=サーバレベルのクラウド化(IaaS)=”安く構築できるデータセンタ的な・・・”
こんな認識のSIerさんが多かったかと思います
なので、同一リージョンに冗長もせずにストレージを配置して、
コストダウンを前面に出して・・・
今回はそんな背景の中、”クラウド”のあるべき姿をちょっと考えてみました
1.今は、EaaSであるべき(Everything as a Service)
(※XaaSと呼ばれることもあります)
(SaaS/PaaS/IaaS/DaaSなどの、技法にこだわるのではなく、
必要なサービスをすべてICTでサービスとして提供する形態)
システムだけでなく、いろいろ別の角度から検討することに
ミッションとしていかなければならない
(お客様の業務を知り、何が良いのかもきちんと把握をする意味)
2.上記からも、クラウドベンダーのルールだけでなく、
SaaSでの運用、監視サービスなども視野にいれる
3.従来の開発手法(作業を切り出して請負)を変える
ビジネスと開発と運用が密接になるよう、
現場の移行を即時反映するスキームを作り上げていく
ひょんなことから出会ってしまったMicrosoft Azureですが、
本年度も、(なかなかやんちゃなプラットフォームですけど)
しばらくお付き合いしていくことになりそうです。。。
それではまた^^v